歯ぐきが腫れた
痛みが酷い
-精密根管治療-

ENDODONTIC THERAPY

精度の高い治療で
患者さまの歯を守る

根管治療は日常的に歯科医院で行われている治療ですが、わずかでも細菌が残っていれば再発します。また、根の中は複雑な形態をしており、非常に難易度が高い治療です。

当院の根管治療は、日本歯内療法学会という根の中ついて専門的に治療・教育・研究している学術団体に所属している歯科医師が行います。そして「マイクロスコープ」「歯科用CT」「ニッケルチタンファイル」といった歯内療法においての三種の神器と呼ばれる医療機器を用いた精度の高い治療が特徴です。

エビデンスに基づいた確実性の高い治療で患者さまの大切な歯を守ります。

根管治療とは

むし歯が進行して神経(歯髄)が細菌に感染してしまうと、激しい痛みや周囲組織に炎症が起こります。根管治療(こんかんちりょう)とは、このような場合に、神経を取り除き、神経の通る管(根管)を消毒・洗浄し、緊密に封鎖する治療です。
しかし、根管内に細菌が残っていると再発を招くばかりか、歯の根に膿が溜まり、最終的には歯を失う原因となりかねません。
根管治療は、技術力と精密さが求められる専門性の高い治療です。

当院の精密根管治療

当院は、日本歯内療法学会に所属する歯科医師が、正確な診査・診断のもと、精密な治療を行います。治療の成功率を高め、再治療の必要がないよう精度の高い治療に努めます。

治療の精度を高めるマイクロスコープ

マイクロスコープとは歯科用顕微鏡のことです。当院では視野を40倍に拡大できるマイクロスコープを完備しており、肉眼では見えない複雑な根管を詳細に把握することができます。
拡大視野で根管内を観察し、歯根のヒビや破折、パーフォレーション(穿孔)といった治療の妨げになる要因も正確に捉えることができます。
マイクロスコープは根管治療の成功率を高めるために欠かせない存在といえます。

※パーフォレーションとは根管の壁に穴が空いている状態のことで、病変が歯根の外にまで広がり治療を困難にします。

歯科用CTによる正確な診断

当院では、より詳細な診断のために歯科用CTを完備しています。
歯科用CTとは、平面的なレントゲンでは確認することができない骨の状態や根管の位置、歯根の病変などをコンピューター上に立体的に再現できる装置です。
奥歯は歯根が3つや4つに分かれているため、奥行きを把握することは病変を見極めるためにも有効です。

細菌感染を抑えるラバーダム防湿法

根管の内部にわずかでも細菌が残っていると病気が再発する可能性があるため、根管治療においては根管内を無菌化することがとても重要で、特に治療中に唾液を介した感染に注意が必要です。
当院では、ラバーダムという医療用のゴムシートで治療する歯以外を覆い、治療する歯のみを露出させることで唾液を介した細菌感染を防いでいます。再発リスクを下げるうえで非常に有効な治療法です。

ニッケルチタンファイルを併用

根管治療では、ファイルと呼ばれる先端が細くヤスリ状になっている器具を使用して歯髄を取り除き、根管を拡大形成します。
一般的にファイルはステンレス製のものを使用しますが、当院ではニッケルチタン製のファイルを併用しています。ニッケルチタンファイルは柔軟性があり弾性に優れているため、複雑な形状の根管内部にもしっかり届き、確実な清掃が可能になります。

レーザーで根管内を無菌化

当院では、根管治療に先端医療機器であるレーザーを取り入れています。
レーザーの殺菌効果を応用して、根管内の感染した歯髄の除去や殺菌・消毒を効率的に行うことができます。レーザーには消炎・鎮痛作用があるため、患部の痛みや炎症をより早く鎮める効果も期待できます。

根管治療の流れ

一般的な根管治療の流れをご説明します。

カウンセリング

初診の患者さまにはお悩みや症状を伺います。治療に関する質問や不安なことがございましたら、遠慮なくお話しください。

以下のような症状にお困りの方も、一度当院までご相談ください。

精密検査

視診・触診やレントゲン写真を撮影し、病状を精査します。場合によっては歯科用CTを撮影することもあります。

治療方針の決定

検査結果をもとに現状を説明します。
複数の治療法がある場合は、それぞれのメリット・デメリットも含め丁寧にご説明します。納得できる治療法を一緒に考えましょう。

治療開始

治療方針が決定したら、根管治療を開始します。

STEP 1 むし歯の除去・隔壁の作成

むし歯を切削器具で除去し、失われた歯の部分に仮に壁を作ります。

STEP 2 歯髄の除去・根管の清掃

ラバーダム防湿で患部を隔絶し、歯髄の除去、根管の拡大形成を行います。

STEP 3 根管の殺菌・消毒

薬剤やレーザーを使用して根管の内部を殺菌・消毒します。

STEP 4 根管充填

再び細菌感染を起こさないよう、根の先まで根管充填材を隙間なく詰めて密封します。

STEP 5 レントゲン撮影

レントゲンを撮影し、歯根の状態を確認します。

被せ物治療

被せ物を作成するために、歯を形成または欠損が広範囲な場合は土台(コア)をたてます。被せ物をつけて治療は終了です。

当院は予防歯科に力を入れて取り組んでいます

根管治療を再発させないために、定期検診を受けていただくことをお勧めしています。詳しくは当院の予防歯科をご覧ください。

診療予約について

RESERVE

患者さまをお待たせしないために、完全予約制とさせていただいております。お電話もしくは予約フォームから予約をお取りいただけます。また急なキャンセル、約束の時間に遅れる場合は必ずご連絡ください。

 
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